これからの医療を考える Future

これから10年20年30年先の未来の医療、
そして、あなたの働き方を一緒に考えてみませんか?

「少子高齢化」「超高齢社会」「2025年問題」と聞いていても、なかなか自分の「働き方」というと、
まだピンとこない方も多いかもしれません。しかし、医療の相手は「人」であり、切り離せない問題です。
このコンテンツによって、あなたが、医師として、現在・そして未来において、何を大切にしていきたいかを考えるきっかけになればと思います。

理念

10年20年30年先の未来をちょっと思い浮かべてみてください。
あなたも同じように歳を重ねていきます。 その頃、あなたは何歳になっているのでしょうか?
大切な人や親も一緒に歳を重ねていきますよね。

時代の変化に応じて学ぶ医学・必要なスキル・対象とする患者層や
疾患も変わり、同時にあなたのライフスタイルやライフイベントも変わります。
ここでは若手医師ゴロー君を例に考えてみましょう。

ゴローくん (男性医師) 現在: 2018年 7年後: 2025年 42年後: 2060年
年齢 35歳 42歳 77歳
ライフスタイル 既婚・子ども1 既婚・子ども2 夫婦2人の生活へ
両親とも健康 親と妻の親の介護 他界
新規診療所 右肩上がりに増加 約2万件が増え、全国12万件の
診療所が出来る(推定)
後継者不足や売上減により
廃業件数増加(推定)
総人口 1億2806万人/td> 総人口1億2066万人(推定) 総人口8674万人(推定)
75歳以上の割合 11%< 18%(推定) 27%(推定)
外来の患者数 右肩あがり ピークに増加
減少
社会の変化 少子高齢化が進む 多死の時代突入 都心の高齢化が減速

2025年、自分はアラフォーまっしぐらかぁ…自分の親や子どもはどうなっているのかなぁ

現在、全国の診療所の数が右肩上がりで増えています。
ゴローくんと同年代の方でも独立開業、親の後を継ぐかどうかを悩み、
決断している人も多いのではないでしょうか?
では、これからの人口変化を見た時に外来数はどのようになるか、考えてみましょう。

総人口は減少しても、高齢者人口は増加する日本

これから外来数はどうなるのか ?

外来患者数は、2020年にピークを迎え、以降は減少に転じていきます。
これは、外来患者が80歳を超えると受療率が低下することと、日本全体の人口減による若年層の患者減の組み合わせの結果と考えられます。また、医師は年間4000人ずつ増え続けており、今後20年で医師一人当たりの外来患者数は、10%減少すると将来推計が出ています。

患者数の推移と将来予測

厚生労働省:平成26年患者調査
国立社会保障・人口問題研究所:日本の将来推計人口(平成24年1月推計)中位推計

医師1人当たり患者数の推移
(将来推計)

(著書: 「診療所経営の教科書第2版」より一部抜粋)

患者数の推移と将来予測

  1. 患者の年齢構成は高齢者に大きく偏る
  2. 医師一人当たりの外来患者数は
    今後20年で10%減っていく
  3. 望まれる医療が変わる
  4. 在宅医療の導入は増える
医師は増え続けているのに、
外来に通えない
患者さんもどんどん
増えていくんだなぁ・・・

実は・・・若手医師からのご相談が年々増加中

このような状況について既に危機感を感じられている30代〜40代の医師の方からは、
在宅医療についてご相談をいただくことが年々増えています。

  • 外来だけではこの先の医療経営面でも不安がある
  • 住んでいる人口の変化をみると、これから親のクリニックを継ぐか迷っている
  • 在宅医療についてわからないことだらけなので学びたい
  • 在宅医療について興味があるけど自分で通用するかわからない

もし、あなたのキャリアを考えた時に、当院の在宅医療体制や取り組みが
プラスになると少しでも感じていただけたら、一度お問い合わせください。
現在勤務医で働かれている方もご事情を配慮し応対致します。その他、医学生の方も歓迎しています。

実は相談相手が身近にいなくて、僕も迷う事が多いんですよね…

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