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本日はみどりの会が開催されました。
今回で4回目です。

冒頭では当院の元スタッフの縁で実現した
音楽隊の生演奏を聴きました。
花は咲く、川の流れのように、など
心に染み渡る演奏でした。

演奏を聴いたあとは
お弁当をいただきながら
主治医より患者さんの当時のエピソードが
紹介されました。

あの時を思い出し、涙ぐむご遺族も
いらっしゃいましたが
一方では、悲しみを乗り越えて
先生や他のスタッフの顔を
懐しんで、会に来てくださったご遺族も
いらっしゃいました。

「今日は先生にお礼を言いたくて来ました」

「最期はウチで過ごせて本当に良かった。
最期までウチにいたいという願いを叶えられた」

「病院から自宅に帰れると聞いたとき
本人はとても喜んで、今まで歩けなかったのに
自宅に戻るときは頑張って歩いてたんですよ」

「わたしがこの会に参加するのは
いつか在宅医療をお願いするときに
つながっていたいからです。また来ますね」

在宅医療を通じて、患者さんの望む生き方の一助になれたことが、一スタッフとして、誇りでもあり、喜びでもあります。

これからも在宅で過ごしたいという患者さんと、それを支える、ご家族とともに、私たちは医療を通じて、みなさんのお役に立てればと思います。