南山中学校男子部で講演を行いました
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南山中学校男子部で講演の機会をいただきました。
参加者は中学校3年生全員(約200名)でして、講演時間も50分を2コマもいただきました。
講演タイトルは「他者に寄り添う医療」としました。
ちなみに、講堂ははとてもクラシックな造りでして、さすがキリスト教系の伝統校という重厚な雰囲気でした。
前半の1コマは講義を中心に、
・超高齢化社会に入って求められる医療が変わる
・なぜ、在宅医療なのか
・家で看取るということ
を話しました。
後半の2コマはワークショップを中心に、
・死の体験旅行
・もしばなゲーム
に取り組んでもらいました。
中学3年生にしては、かなり高度な内容ですし、後半の「死の体験旅行」はインパクトが強いので、やるべきか悩みましたが、誰一人脱落することなく完遂してくれました。また、終始熱心にメモをとる生徒さんたちが少なくないことから、背伸びしなくてはいけないくらいのレベル(名古屋市立大学や藤田医科大学での授業並みに!)に設定したことの手応えを感じました。
そういえば、南山男子部はアメリカンフットボール部が有名なんですが、日本でNFLに最も近いプレーヤーである李卓選手の出身校です。