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効率化には欠かせない!電子カルテをタブレットで安全に使う方法

タブレットで電子カルテを閲覧できれば、いつでもどこでも患者さんの情報を共有することができます。

みどり訪問クリニックの場合は、

(1)患者さんのご自宅で診察しながらカルテに入力
→全スタッフとリアルタイムに情報共有できるので、これまで外勤スタッフが移動中に行っていた業務でも、簡単な指示を出すだけで内勤スタッフが引き受けることが可能になる

(2)次の患者さん宅へ向かう途中にカルテを確認
→移動時間を有効に使うだけでなく、前回の診察情報が漏れなく頭に入るので、効率的に診察を行うことができます。

という使い方をしています。
「PCでも同じことできるのでは?」と感じる方もいらっしゃるかとは思いますが、タブレットだと、患者さんの顔を見ながら紙にメモしている感覚で入力できます。患者さんやご家族からしたら、「ちゃんと話を聞いてくれている」という安心感が生まれます。そもそも、PCを広げられるスペースがあるお宅って少ないですよね…(汗)。
移動中もそう。揺れる車の中でPC広げて情報を確認するのって結構きついものです。ちなみにみどり訪問クリニックでは、医師が車を運転しながら口頭で気になるところを指示、ペアで行動している外勤スタッフがタブレットで情報を確認して読み上げる。というフローを組んでいます。

 

ただ、便利ですが、セキュリティが不安ですよね。紛失のリスクを考えると、
(1)端末の中に情報を残さない
(2)登録された端末のみアクセス可能にする→万が一紛失したら、即、登録解除。
ということが大前提になります。

あと…。わがままですが、電子カルテだけでなく、Googleカレンダーやメールも使いたいですよね。

ということで、みどり訪問クリニックでは、セキュリティブラウザ「KAITO」というツールを導入しました。タブレットに標準で入っているブラウザや、Yahoo!、googleなどは使わずに、「KAITO」を使って電子カルテや各種クラウドサービスにアクセスするのです。

端末の設定は必要ですが、一回やってしまえば、上記に挙げたセキュリティの不安を解消できるので安心してタブレットを使うことができます。

みどり訪問クリニックも導入事例で紹介してもらっています。導入してまだ間もないですが、すぐに使い方に慣れてPC同様に使っています。

それにしても、紹介記事書いたのでスポンサーになってくれないかな…。などど最後につぶやいてみる。

MEMO

・時間を効率的に使うには内勤スタッフとの業務連動が肝。
・タブレットで電子カルテを閲覧/編集できると便利。
・とはいえ、外に持ち出すツールにはセキュリティ対策が必須。

Good Point

・セキュリティ対策を行うことができる。
・しかもブラウザーを入れて、設定するだけなので、導入が簡単。
・ブラウザーベースのシステムなので、一般的なクラウドサービスも利用可能。